Version: 13.1.4 (2013-10-17)
openSUSE の旧バージョンからアップグレードした場合は、下記に示す旧バージョンのリリースノートもお読みください: http://ja.opensuse.org/openSUSE:Release_Notes
このリリースノートでは、次の分野に関する情報を掲載しています。
「その他」: これらの項目は、いずれも openFATE (機能や要件を管理するシステム (http://features.opensuse.org)) から自動的に取り込まれたものです。
N/A
「インストール」: 何もない状態からシステムをインストールする際に、読むべき項目です。
「全般」: すべてのユーザを対象とした情報です。
「システムアップグレード」: openSUSE 旧バージョンから、本バージョンにシステムアップグレードした場合に、発生しうる問題点です。
「テクニカル」: この章には、知識のあるユーザのための技術的な変更点や、改良点が多く記載されています。
インストールについて詳しくは、 「openSUSE ドキュメンテーション」 をお読みください。
CHECKIT:12.3
インストール直後の状態では、 NetworkManager は自動では起動されません。そのため、 WiFi (無線 LAN) の設定も行なうことができません。ネットワーク機能 (WiFi を含む) を有効にするには、いったん手作業でマシンを再起動してください。
CHECKIT:12.3
既定のユーザや新しいユーザは、本リリースから自動では video グループに追加されなくなりました。しかし NVIDIA ドライバを利用する場合、 /dev/nvidia* に対して、一般ユーザからアクセスする必要があります。
これは、 NVIDIA ドライバが通常のカーネル呼び出し以外の方法でアクセスを行なうため、デバイスノードへのアクセスが必要になるからです。これを解決するには、一般ユーザを video グループに追加する必要があります。たとえば以下のようなコマンドを、 root で実行します ($USER を実際のユーザ名に置き換えます):
usermod -a -G video $USER
スタートアップ ではインストール作業を順を追って読むことができるほか、 KDE や Gnome デスクトップ、そして LibreOffice スイートに関する紹介が書かれています。また、配置やソフトウエア管理などの基本的な管理作業のほか、 bash シェルの紹介などが書かれています。
Find the documentation in
/usr/share/doc/manual/opensuse-manuals_$LANG after
installing the package opensuse-startup_$LANG,
or online on http://doc.opensuse.org.
The following YaST modules were obsolete and rarely used these days:
yast2-autofs
yast2-dbus-client
yast2-dirinstall
yast2-fingerprint-reader
yast2-irda
yast2-mouse
yast2-phone-services
yast2-power-management
yast2-profile-manager
yast2-sshd
yast2-tv
The main reason for dropping was to decrease the maintenance effort and better focus on other more used modules.
CHECKIT:12.3
UEFI (Unified Extensible Firmware Interface) を利用して起動するシステムに openSUSE をインストールする場合、事前に製造元が推奨するファームウエア更新を必ずチェックし、可能であればインストールしておくことを強くお勧めします。 Windows 8 がプレインストールされているマシンの場合、お使いのシステムが UEFI である可能性が高いものと思われます。
背景: UEFI のファームウエアによっては、 UEFI のストレージ領域に多くのデータが書き込まれることで、起動に失敗してしまうバグを抱えています。もちろんこれはバグであるため、どれだけ "多くの"データを書き込むことで問題を発生させるのかは、誰にもわかりません。 openSUSE では、 OS を起動するのに最低限必要となるデータ (UEFI に対して、 openSUSE のブートローダの場所を示すための情報) しか書き込まないようにすることで、このバグの発生を最小化しています。 Linux カーネルのオリジナル版では、 UEFI のストレージ領域に起動やクラッシュに関する情報を書き込む機能 (pstore) がありますが、openSUSE の既定では無効化しています。ただし、バグである都合上、ハードウエアの製造元が推奨するファームウエア更新については、必ずインストールしておくことをお勧めします。
CHECKIT:12.3
この項目は、 Secure Boot 機能が有効化された UEFI モードのマシンにのみ、影響があります。
YaST では、そのマシンに Secure Boot の設定が有効化されているかどうかを自動で判断できないため、既定では未署名のブートローダをインストールしようとします (そのため、ファームウエア側で受け入れられず、書き込みが無視されます) 。署名済みのブートローダをインストールするには、手作業で "Enable Secure Boot" のオプションを設定してください。
CHECKIT:12.3
この項目は、 UEFI モードのマシンにのみ影響があります。
ライブメディアからのインストーラを使用した場合、 YaST は UEFI モードを検出できないため、古いブートローダをインストールしてしまいます。この結果、システムを起動することができなくなります。起動できるようにするには、手作業でブートローダを grub2 から grub2-efi に切り替える必要があります。
CHECKIT:12.3
この項目は、 UEFI モードのマシンにのみ影響があります。
パーティション提案の段階で LVM を利用するように指定した場合 (ディスク全体を暗号化する場合には LVM が必要となるためです) 、 YaST は個別の /boot パーティションを自動設定しません。そのため、カーネルと initrd は (おそらく暗号化された) LVM コンテナ内に存在することになってしまい、ブートローダからアクセスできなくなってしまいます。 UEFI モードでディスク全体を暗号化したい場合は、パーティション設定は手作業で行なってください。
CHECKIT:12.3
既定では、 YaST のネットワーク設定ダイアログ (yast2 network) を利用することで、 NetworkManager を有効化することができます。 NetworkManager を有効にしたい場合は、下記のようにして行なうこともできます。
/etc/sysconfig/network/config 内にある NETWORKMANAGER という sysconfig 変数を編集し、 NetworkManager が systemd の network.service という別名リンクに置き換わるようにします。これにより、下記のコマンドが実行されることになります。
systemctl enable NetworkManager.service
上記が実行されることで、 NetworkManager.service を指し示す network.service という別名リンクが作成され、 /etc/init.d/network が無効化されます。なお、
systemctl -p Id show network.service
を実行することで、現在選択されているネットワークサービスを表示することができます。
NetworkManager を有効にするには、下記のようにします:
まず、実行中のサービスを停止します:
systemctl is-active network.service && \ systemctl stop network.service
次に NetworkManager サービスを有効にします:
systemctl --force enable NetworkManager.service
NetworkManager サービス (別名リンク経由) を起動します:
systemctl start network.service
NetworkManager を無効にするには、下記のようにします:
実行中のサービスを停止します:
systemctl is-active network.service && \ systemctl stop network.service
NetworkManager サービスを無効にします:
systemctl disable NetworkManager.service
/etc/init.d/network サービスを起動します:
systemctl start network.service
現在選択されているサービスを表示するには、下記のようにします:
systemctl -p Id show network.service
NetworkManager サービスが有効化されている場合、 "Id=NetworkManager.service"という表示になります。無効化されている場合 (つまり /etc/init.d/network を利用している場合) は、 "Id=network.service" が表示されます。
CHECKIT:12.3
openSUSE 11.3 以降で Intel, ATI, NVIDIA の各グラフィックカードをご利用の場合、 KMS (Kernel Mode Setting; カーネルモード設定) を既定値として使用するようになっています。 KMS ドライバ (intel, radeon, nouveau) を使用するにあたって何らかの問題が発生した場合は、起動時に設定するカーネルのコマンドラインに nomodeset を追加することで、 KMS を無効化することができます。この設定を grub2 で恒久的に使用する場合は、 /etc/default/grub というテキストファイル内にあるGRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT という変数を編集してください。編集後は、
sudo /usr/sbin/grub2-mkconfig --output=/boot/grub2/grub.cfg
を実行することで、システムに反映させることができます。また、 grub legacy をお使いの場合は、 /boot/grub/menu.lst ファイル内のカーネルのコマンドラインの場所に、上記を指定してください (こちらは root で行ないます)。なお、この設定を行なうと、対応するカーネルモジュール (intel, radeon, nouveau) が initrd 内から modeset=0 のパラメータを付けて読み込まれます。これにより KMS が無効になります。
またごく稀なケースとして、 DRM モジュールを initrd から読み込む際に、何らかの一般的な (KMS に関係しない) 問題が発生する場合があります。この場合は initrd 内から DRM モジュールを完全に読み込まないように設定することもできます。この設定を行なうには、 YaST の sysconfig エディタを利用して NO_KMS_IN_INITRD の変数を yes に設定したあと、 initrd を作り直してシステムを再起動してください。
Intel グラフィックカードをお使いの場合、 KMS を無効化すると X サーバが fbdev ドライバを利用するようになります (intel ドライバは KMS にしか対応していないため) 。その代わり、 UMS (ユーザモード設定;つまり KMS を無効化した状態) への対応として、 "intellegacy" ドライバ (xorg-x11-driver-video-intel-legacy パッケージ) があります。これを利用するには、 /etc/X11/xorg.conf.d/50-device.conf ファイルを編集し、ドライバの項目で intellegacy を指定してください。
ATI グラフィックカードをお使いの場合、新しい GPU であれば KMS を無効化すると radeonhdドライバを利用するようになります。また、 NVIDIA グラフィックカードの場合は KMS を無効化すると nvドライバを利用するようになります (nouveau ドライバも KMS にしか対応していないため) 。なお、カーネルの起動パラメータとして nomodeset を指定すると、新しい ATI グラフィックカードの場合も、新しい NVIDIA のカードの場合も、 fbdev ドライバを利用するようになります。
CHECKIT:12.3
openSUSE 12.3 およびそれ以降のバージョンでは、 SuSEconfig.postfix として提供されていたプログラムが /usr/sbin/config.postfix という名前に変更されました。 /etc/sysconfig/postfix や /etc/sysconfig/mail 内で sysconfig の変数を設定している場合は、 root ユーザになった状態から手作業で /usr/sbin/config.postfix を実行しなければなりません。
CHECKIT:12.3
GNOME 3.6 では、入力ソースの選択に Shift や Ctrl+Shift をショートカットとして使用する際、下記の回避策を実施する必要があります。
gnome-tweak-tool パッケージをインストールします。
gnome-tweak-tool を起動します (>)
左側のメニューで を選択し、右側のウインドウで設定を変更します。
この問題は、アップストリームのバグ報告 (https://bugzilla.gnome.org/show_bug.cgi?id=689839) でも取り上げられています。
xinetd の既定値が変更され、ログの記録先が /var/log/xinetd.log からsyslog になりました。これにより、 xinetd が出力するメッセージは、 facility=daemon, priority=info で syslog に記録されるようになります。
従来の記録方法に戻したい場合は、 /etc/xinetd.conf で設定を行なってください。なお、従来のxinetd.log に対する logrotate スクリプトは、 /usr/share/doc/packages/xinetd/logrotate にあります。
Apache 2.4 features various changes in the configuration files. For more information about upgrading from a previous version, see http://httpd.apache.org/docs/2.4/upgrading.html.
tomcat の起動スクリプトの仕様が修正され、ログが /var/log/tomcat/catalina.out には書き込まれなくなりました。出力される全てのメッセージは、 tomcat.service (tomcat-jsvc.service) を通じて priority=info で syslog に記録されます。